1月25日

森美術館のMAMCナイトへ行ってきました。
私は現在は「森美術館東京シティビューパスポート会員」なので
MAMCのイベントに残念ながら参加できないのですが
今回はメールマガジンの抽選で当選したのです。
現在開催している「小谷元彦」展は
私にとってとても面白いものだったので
楽しみにしていました。
今回は、「小谷元彦」展を企画されたキュレーターの方の解説のもと
展示を観てまわり、
そのあとにコンサヴァターの方の解説で
再び展示を観てまわるというもの。
今回の展示は一度観ていたのですが
お話をきいて観ると、うける印象がかわってきます。


解説とはあまり関係ない話なのですが
今日は印象が全く違った作品がありました。
とても有名な「Phantom-Limb」という写真の作品。

今まで何度目にしても、
ただ何か赤い果物をにぎりつぶした女の子が
手のひらをひろげているという風にしか観えなかったのに
今日、突然、
腕を途中で切断されたような写真に観えました。
タイトルからもそういう意図の作品であることはわかっていたのですが
急にそういう風にみえるようになったのが
なんだか不思議でした。
今まで女の子の表情にばかり目がいっていたのだと思います。
むしろ今までどうしてみえなかったんだろう