1月10日

今年初のアート鑑賞は森美術館へ。
小谷元彦展:幽体の知覚」が現在開催されています。

いくつかの作品は今までに観た事のあるものでしたが
これだけまとめて観るのはもちろん初めて。
かなりひきこまれるものがありました。
妙に惹かれてしまったのが「ラッフル」という作品。

木製の骨組みのようなこの作品は、
スカートみたいにはいて海に投げ出されると
いつまでも波間を漂うことになるそうです。
海水に浸されて足の感覚はどんどんなくなっていくのに
上半身はいつまでも海が見渡せます。
孤独のあまりだんだん狂っていってしまうという
ものすごく恐ろしい拷問器具。
怖すぎです。
でもなんだか妙に惹かれてしまうのはどうしてでしょう??
本当は明日、アーティストトークがあるようなのですが
気付くのが遅すぎました・・・。
もったいないことをしちゃったなぁ。
木曜のギャラリートークにはいこうかな。